<Header>
<Author: 常建>
<Title: 題破山寺後禪院>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 破山寺の後の禅院>
<BookPage: 260>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
清晨入古寺，
初日照高林。
竹逕通幽處，
禪房花木深。
山光悅鳥性，
潭影空人心。
萬籟此都寂，
但餘鐘磬音。
<End Poem>
<Translation>
清らかに晴れた早朝に、古い寺に入って行くと、登り始めた太陽が、高い林を照らしている。

曲がりくねった小道は、奥深くもの静かなところへと続いており、僧坊には、花の咲いている木が深く生い茂っている。朝日を受けた山のかがやきは、鳥の心を喜ばせているかのようで、深いふちの水の色は、俗人であるわたしの心を清澄な虚心の境地に導いてくれる。

天地間のあらゆる物音が、いまここですべてひっそりと静まる中で、ただ、寺で打ち鳴らすかねと打ち石のひびきが聞こえてくるだけである。
<End Translation>